弥生美術館・竹久夢二美術館

竹久夢二　モダン版画展 ―コマ絵からグラフィックデザインまで―　：7月3日～9月27日

　竹久夢二(1884-1934)は雑誌や本に掲載されたコマ絵によって画家としてスタートし、人気を博していきました。「夢二式美人」をはじめとするそれらの小さな絵は、木版で刷られたものでした。夢二は生涯出版分野で活躍し、雑誌の表紙や口絵、著作本や装幀などに版画の仕事を残しています。

　また、夢二は自身がプロデュースした「港屋絵草紙店」で木版の一枚絵や千代紙、絵封筒などを制作して、趣味の良い版画製品を世に送り出しました。さらに彼の卓越したセンスは、商業美術においても大いに発揮され、グラフィックデザインの先駆者となりました。

　夢二の原点にして、その才能、魅力の真髄が詰まったモダンな版画の世界

　　　　　　　　　　　　　　　　　　  を、どうぞご覧ください。

会　　　期	2015年7月3日（金）～9月27日（日）
開館時間	午前10時～午後5時 （入館は4時30分までにお願いします）
休　館　日	月曜日 ただし7/20・9/21(祝・月)開館、7/21(火)休館
料　　　金	一般900円／大・高生800円／中・小生400円 　（弥生美術館もご覧いただけます）

 

お知らせ:

ギャラリートーク

7月12日（日）  午後3時～

8月9日 （日）   午後2時～

9月13日（日）  午後3時～

 

『婦人グラフ』8月号表紙 大正15(1926)年	無題　『女学世界』第九巻第八号コマ絵 明治42(1909)年

 

『fruits』11月号表紙 昭和4(1929)年	『縮刷　夢二画集』 大正3(1914)年