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開催中の展覧会

竹久夢二 愛と想い 作品に託したメッセージ

 大正ロマンを代表する詩人画家・竹久夢二(1884-1934)は、自身の理想の女性像を投影した「夢二式美人」を描き、明治末期から人気を集め、当時の流行や人々の審美眼にも大きな影響を与えました。また、生涯に数多の恋愛を重ねた夢二は、愛の喜びや別離の悲しみなど様々な経験を制作に反映し、時を超えて心を打つ作品を残しました。

 本展では、夢二式美人の表現や夢二の恋愛模様を中心に、子供や社会へ向けたメッセージにも焦点を当て、夢二の眼差しを紹介します。

ENGLISH information


会   期 2025年(令和7)2月1日(土)~6月1日(日)
開 館 時 間 午前10時~午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休 館 日 月曜日〔ただし2月24日、4月28日、5月5日 開館〕2月25日、4月1日(火)休館
料   金 一般1200円/大・高生1000円/中・小生500円
*弥生美術館と併せてご覧いただけます
※ 当館でのお支払いは、現金のみとなります ※

 


お知らせ:

街歩きイベント開催 「夢二ゆかりの本郷を歩く~美術館見学と散策~」

今から110年前の1915年(大正4)、竹久夢二は最愛の恋人・彦乃と不忍池や本郷周辺で逢瀬を重ねました。彦乃が病に倒れ、お茶の水順天堂医院に入院すると、2人は交際に反対した彦乃の父親に引き裂かれ、夢二は逗留していた本郷の菊富士ホテルから病院近くまで毎夕歩きました。失意にあった夢二でしたが、その後菊富士ホテルにてモデル・お葉を描き、再起を果たしました。

作品と制作にまつわる想いを夢二の視点から紹介した企画展「竹久夢二 愛と想い 作品に託したメッセージ」関連イベントとして、当館が建つ本郷エリアを散策し、夢二ゆかりのスポットを訪ねます。

 

【日時】第1回 2025年4月9日(水)、第2回4月22日(火) 

両回とも13:30~16:00、同内容で行います。雨天の場合は翌日順延。

【会場】竹久夢二美術館と近隣の本郷エリア

【定員】各回15名 ※先着順、定員に達し次第受付終了

【参加費】2500円 (美術館入館料、資料、解説、保険、お茶代含。税込価格。現金支払いのみ)

【集合場所】竹久夢二美術館 1F展示室     

【案内・説明】竹久夢二美術館 学芸員

【当日スケジュールと目安時間】

ギャラリートーク30分 → 街歩き約4km ・90分(無縁坂、麟祥院、菊富士ホテル跡、東京大学赤門 他) → 夢二カフェ港や(美術館併設)にてお茶休憩 → 自由解散(美術館は17時まで開館。当日の再入場可)

【申込方法】メールか往復はがきで受付し、定員になり次第申込を締め切ります。  

1.電子メール yumeji.museum.tokyo★gmail.com(★を@に変えて送信下さい)

2.往復はがき 宛先 〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 竹久夢二美術館 ※往復はがきの場合には、返信用にも宛先のご記入をお願いいたします。

 

いずれも件名として「散策 申込み」と書き、以下の情報をお書きください。

①参加回 ②氏名(ふりがな) ③年齢 ④住所 ⑤電話番号 ⑥同行者(1名様まで可能)がいる場合は氏名と年齢

 

【お問合せ】 竹久夢二美術館 

〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2  ☎03-5689-0462  担当:徳重(とくしげ)

 

担当学芸員によるギャラリートーク

担当学芸員によるギャラリートーク
2/11(火・祝)、3/9(日)、5/4(日・祝)午後2時より

 

特別展示 没後70年 恩地孝四郎と夢二

2025年に没後70年を迎える恩地孝四郎(1891-1955)と夢二の交流を作品と資料で紹介します。

 

中間展示替えを行います

前後期で一部作品を展示替えします。

前期:2月1日(土)~3月30日(日)

後期:4月2日(水)~6月1日(日)

 

セノオ楽譜「たそがれ」1922年 この夜ごろ 昭和初期

 

『雑草』函のための図案 1927年 『夢二画手本1』1923年