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次回の展覧会

大正ロマンの小さな美 絵封筒の世界展  ―夢二・かいちを中心に、名もなき図案家まで―

 絵封筒(えぶうとう)とは、和紙に木版色刷りによって草花や風景、また様々な図案があしらわれた封筒で、大正から昭和初期にかけて流行しました。
「夢二式美人画」で知られる竹久夢二(1884-1934)はこの分野でも才能を発揮し、絵封筒を情趣豊かに彩りました。また京都で活躍した図案家・小林かいち(1896-1968)による色鮮やか
でモダンな絵封筒は女学生の人気を集め、近年再び注目されています。
 本展では夢二・かいちを中心に、日本画家から名もなき図案家による絵封筒を展観します。俳画を思わせる洗練された意匠から乙女趣味のモダンなデザインまで、時代の流行を投影し
ながら手紙に華を添えた絵封筒の魅力に迫ります。

【展示画家・図案家】※予定
 ・竹久夢二 ・小林かいち
 ・石井柏亭  ・河合卯之助  ・川端龍子  ・杉浦非水  ・津田青楓  ・冨田溪仙  ・橋口五葉 ・人見少華  ・平井房人  ・不二木阿古  ・松瀬青々  ・村上華岳  ・元井三門里  ・森谷南人子 ・山口八九子

 


会   期 2026年1月3日(土)~3月29日(日)
開 館 時 間 10:00~17:00(入館は16:30までにお願いします)
休 館 日 月曜日 ※ただし1月12日、2月23日(月祝)開館、
1月13日、2月24日(火)休館
料   金 一般1200円/大・高生1000円/中・小生500円
*弥生美術館と併せてご覧いただけます
※ 当館でのお支払いは、現金のみとなります ※

 


お知らせ:

【同時開催】夢二が描く初春

春の初めの風物などを題材にした、夢二作品を展示紹介します。

 

ギャラリートーク

担当学芸員によるギャラリートーク
1月17日(土)、2月15日(日)、3月14日(土)午後2時より

 

竹久夢二・画 絵封筒 大正期 小林かいち・画 絵封筒
大正末期~昭和初期

 

左:山口八九子・画 絵封筒 
右:冨田溪仙・画 絵封筒
大正期
画家不詳 絵封筒 昭和初期