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次回の展覧会

「谷崎潤一郎ゆかりの着物」展

「もう少し長生きしたら、文学ノーベル賞を受賞したはず」と言われ、世界的に評価の高い谷崎潤一郎作品に登場する人物の装いを、アンティーク着物で再現します。着物コレクターの田中翼氏が、自らのコレクションを用いてスタイリングくださいました。さらに登場人物のモデルになった人々が実際に着用した着物や装飾品も、多数展示します。

「探美の夜」は、中河與一という作家が昭和30年代に書いた小説で、谷崎の生涯を忠実に辿ったものですが、本展では、この作品に添えられた挿絵原画数十枚も展示(田代光/画、初公開)。社会の枠におさまりきらず、世間から非難と好奇の目で見られることも多かった谷崎の、生涯と、悪魔的な文学の魅力を、着物と挿絵で堪能いただきます。

 


会   期 2021年10月2日(土)~2022年1月23日(日)
開館時間 午前10時30分~午後4時30分(入館は4時までにお願いします)
※新型コロナウイルスの影響により、開館時間が変更になる場合があります。
休 館 日 月・火曜日・年末年始(12月27日~1月3日)
※11月23日(祝火)、1月10日(祝月)開館
※新型コロナウイルスの影響により、休館日が変更になる場合があります。
料   金 一般1000円/大・高生 900円/中・小生500円
(弥生美術館もご覧いただけます)
※入館にはオンラインによる事前予約(日時指定)が必要です。

 


お知らせ:

入館にはオンラインによる事前予約(日時指定)が必要です

こちらをご一読頂き、ご予約をお願いいたします。→「ご来館のお客様へのお願い(オンラインによる事前予約 他)」

 

「地獄絵」着物
谷崎の初期作品「お艶殺し」や「お才と巳之介」に登場する悪女型ヒロインのモデルになったのは、初という、かつて芸者だった女性。「悪魔主義」と言われる初期の作風を形成するのに重要な影響を与えた初の姿を、粋筋女性が好んだアンティーク着物で再現する。地獄絵を描いた黒留袖は初公開。
田中翼コレクション/蔵 大橋愛/撮影 『谷崎潤一郎ゆかりの着物』(東京美術刊)
「細雪」雪子の着物
ヒロイン雪子のモデルは妻・松子の妹重子である。桜と童子が描かれた紫の着物に、やはり桜の樹木が描かれた帯、帯揚げ帯留も桜と、桜尽くしのコーディネート。姉妹四人のキャラクターに合わせ、それぞれの着物を田中翼氏がセレクト。
田中翼コレクション/蔵 大橋愛/撮影 『谷崎潤一郎ゆかりの着物』(東京美術刊)



 

「蓼食ふ虫」美佐子の着物
離婚に悩む夫婦の姿を描いた「蓼食ふ虫」の妻・美佐子をイメージした着物。帯には「千一夜物語」の文字が見られるが、作中には、夫・要が英文の「千夜一夜物語」を拾い読みするシーンがある。夫公認のもと、年下の青年とのあいびきに出かけるモダン・マダムには、西洋の都会の夜景を描いた着物が似合う。
田中翼コレクション/蔵 大橋愛/撮影 『谷崎潤一郎ゆかりの着物』(東京美術刊)
松子夫人が用いた装飾品
「春琴抄」「鍵」などのヒロインのモデルとなった松子夫人が用いた髪飾りや扇、コンパクトケース、懐紙入れなどの遺愛品。贅沢な素材と精巧な技を駆使した装飾品の数々からは「細雪」の世界観をうかがうことができる。
夕顔コレクション/蔵 大橋愛/撮影 『谷崎潤一郎ゆかりの着物』(東京美術刊)

 

 

 

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