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過去の展覧会
村岡花子と『赤毛のアン』の世界展 ~本を道しるべに、少女たちのために~:7月4日~9月28日
『赤毛のアン』の翻訳者として広く知られる村岡花子(1893-1968)。花子をモデルとしたNHK連続テレビ小説『花子とアン』放送により、その波乱万丈の生涯に注目が集まっています。
村岡花子はミッション系の女学校で学び、そこで得た知識と経験-特に読書体験-を自分自身の礎としました。そして自分の後に続く少女たちにも、よき少女時代を過ごして欲しいと願いました。読書によって教養を高め、広い世界を知って欲しい。そのためには日本にも少女向けの佳作がもっとあって欲しい・・・。その思いが花子を翻訳の仕事に向かわせ、やがてロングセラー『赤毛のアン』へと結晶したのです。
本展覧会では、本を通じて世の中を明るく照らそうと尽した村岡花子の仕事を、「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」所蔵の史料よりご覧いただきます。また、松浦英亜樹による『赤毛のアンの手作り絵本』原画、写真家吉村和敏によるプリンス・エドワード島の写真等も展示し、『赤毛のアン』の世界を存分に堪能していただきます。
特別協力:「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」
会 期 | 2014年7月4日(金)~9月28日(日) |
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開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は4時30分までにお願いします) |
休 館 日 | 月曜日 ただし、7月21日(月・祝)開館、翌22日(火)休館 8月11日(月)臨時開館 9月15日(月・祝)開館、翌16日休館 |
料 金 | 一般900円/大・高生800円/中・小生400円 (竹久夢二美術館もご覧いただけます) |
お知らせ:
学芸員によるギャラリー・トーク
8月10日(日)午後2時より約1時間
① 午後2時~ ②午後2時半~ の二回に分けて開催させていただきます。
※所要時間はどちらの回も25分で、同じ内容になります。
※予約不要・要入館料)
ギャラリー・トーク
「奥田実紀が語る『赤毛のアン』の世界
奥田実紀(赤毛のアン研究家・編集者)
8月22日(金) 午後5時~ 約40分間
事前申し込み:不要 参加費:無料(要入館料)
→詳細は「イベント他 ご案内」
講演会 「祖母、村岡花子を語る」
村岡美枝(翻訳家)・村岡恵理(作家)
9月6日(土) 午後6時より約1時間
→詳細は「イベント他 ご案内」
蓄音器で聴く村岡花子の朗読
保利透(戦前レコード文化研究家)
8月30日(土) 午後5時20分~ 約1時間
※展示の観覧は5時までにお済ませください。
参加費 1000円(入館料含む)
定員 80名
→詳細は「イベント他 ご案内」
大正9年1月、26歳の村岡花子 写真提供:赤毛のアン記念館・村岡花子文庫 |
松浦英亜樹/画『赤毛のアンの手作り絵本』原画 『ジュニアそれいゆ』№24 昭和33年11月5日 |
加藤美紀/画「柳原燁子と村岡花子」 | 吉村和敏/撮影「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」 |