TOP >> 弥生美術館 >> 次回の展覧会

 

次回の展覧会

昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展

20170928095118-0001

 「げんまいパ~ンのホヤホヤァ~ン」。
 できたての温かい玄米パンを売るおじさんの声が響くのは、戦前の東京下町・向島区の寺島町。色街として知られた「玉の井」は、漫画家・滝田ゆう(1931~1990)が生まれ育った故郷です。
 貸本漫画家を経て、1968年より『月刊漫画ガロ』に連載した「寺島町奇譚」シリーズが絶賛された滝田は、その後も温かく柔らかなタッチによる作品を発表し、人気を博しました。
 本展では、連載開始から50年となる「寺島町奇譚」の原画の他、戦前・戦中の東京下町の風俗が綿密に描きこまれたカラーイラストや「泥鰌庵閑話」の原画、関連資料などを多数紹介。そこにあるのは戦禍で失われた裏通りの庶民の日常と、情感豊かに描かれた切なく懐かしい町の面影……。人々の心に優しく染みわたる、滝田の記憶の風景が鮮やかに浮かび上がります。


会   期 2018年1月3日(水)~3月25日(日)
開館時間 午前10時~午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休 館 日 月曜休館 *ただし、1月8日・2月12日(月祝)開館、1月9日・2月13日(火)休館
料   金 一般900円/大・高生800円/中・小生400円
 (竹久夢二美術館もご覧いただけます)

 


お知らせ:

ゲストをお招きして、ミニ・トークを実施いたします。

漫画家・安倍夜郎先生によるミニ・トーク
 1/20(土)午後(約30分間、事前申し込み不要、要入館料)
 ※現在『ビッグコミックオリジナル』にて「深夜食堂」を連載中の安倍夜郎先生は、熱烈な滝田ファン! 安倍先生の滝田愛を語っていただきます。会期中には、安倍先生が厳選した滝田作品を展示する「安倍夜郎セレクト・コーナー」も設置予定です。

滝田ゆう担当編集者によるミニ・トーク
 ・小島香氏(元・講談社文芸部長)
 ・校條剛氏(元『小説新潮』編集長、現・京都造形芸大学教授)
 ※「泥鰌庵閑話」(『小説現代』連載)をご担当されていた小島香氏と、「ネコ右衛門太平記」(『小説新潮』連載)をご担当されていた校條剛氏に、当時の滝田先生との想い出をお伺いします。ミニ・トークはそれぞれ別日に実施いたします。日時は未定で、決まり次第お知らせいたします。(約30分間、事前申し込み不要、要入館料)

 

学芸員によるギャラリートークを実施いたします。

 1月14日(日)、2月11日(日)、3月11日(日) 全て14時~(約40分)
事前申込不要、要入館料

 

 

原画の一部展示替えをいたします。

前期と後期に分けて、原画の一部展示替えをいたします。
展示コーナーは大きく変わらず、一部の原画が入れ替わります。
前期 1月3日(水)~2月12日(月祝)
後期 2月14日(水)~3月25日(日)

 

新刊画集を刊行いたします。

 平凡社のコロナ・ブックスシリーズより、展覧会に併せて画集を刊行いたします。
2017年12月中旬頃より、各書店にて先行発売いたします。

 

「寺島町奇譚 第3話 げんまいパンのホヤホヤ」『月刊漫画ガロ』1969年2月号 20170928114123-0002
「寺島町奇譚 第3話 げんまいパンのホヤホヤ」原画『月刊漫画ガロ』1969年2月号
寺島町奇譚シリーズは、自身をモデルにした少年・キヨシを主人公にした物語。
「ぬけられます」『月刊漫画ガロ』1969年4月増刊号裏表紙原画
滝田が生まれ育ったのは「玉の井」と呼ばれる私娼窟があった一帯。狭い路地でキヨシたちはメンコやベエゴマに熱中する。

 

20170928114123-0003 20170831163033-0001
「おぼろ夜桜、朧月」原画
綿密に描きこまれたカラーイラストも多数展示。
「やさしいおばさん」原画
戦前・戦中の「玉の井」。永井荷風の小説『濹東綺譚』でも知られる色街・玉の井は、滝田の生涯のテーマとなった故郷。

 

 

 

弥生美術館
 〒113-0032
 東京都文京区弥生2-4-3
 Tel 03(3812)0012
Copyright (C) 2014 Yayoi Museum & Takehisa Yumeji Museum. All rights reserved.